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家庭教師による塾のフォローについて

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サピックス、日能研、四谷大塚、早稲田アカデミー、啓明舎などに通われている生徒はその進みの早さと膨大な宿題量を消化するために家庭教師と併用で志望校合格を果たしたケースも少なくありません。例年、私への依頼はマンスリーやテストや月例テスト、クラス分けテストの結果を見てという場合が大半になります。しかし、そうした試験で偏差値が伸び悩んだからと言ってすべてにおいて家庭教師への依頼を考える必要はありません。まずは状況を見てお子様に合った対策をとるべきです。

家庭教師が必要ないケース

公開模試で出た偏差値がすでに志望校レベルに近く、下がったとしても1~3程度だった場合。

サピックスオープンをはじめとした公開模試は下位クラスの生徒が回避する傾向があるため、本来であれば偏差値の下の方に位置している層が少なくなります。その結果、通常よりも偏差値が厳しめに出ますので多少の偏差値ダウンに関しては気にする必要はありません。質問教室などを有効活用していきましょう。

ただし毎回同じようなミスを繰り返している場合は、復習の仕方を見直すことで簡単に成績が上がるケースもあります。質問教室などでは家庭学習の細かな指示や生徒それぞれに合わせた課題の切り分けまでは難しい部分ですのでその場合は勉強や復習の仕方までを指示してくれる家庭教師を考えてもいいかもしれません。ただし、順調には来ているわけですから塾と家庭教師でスケジュールを一杯一杯にしてしまうと、お子様の負担が増してしまいますからあくまで塾中心で進むのが望ましいです。

家庭教師のフォローで改善が見込めないケース

宿題や復習をさぼりがちなお子様の場合。

6年生の夏になっても宿題や復習をさぼりがちな場合、厳しい言い方になりますが問題外です。大半のお子様は眠い目をこすりながら夜遅くまで宿題に取り組んでいます。今から勉強習慣をつけていく事が必要なようでは間に合いません。世の中には利益第一主義の家庭教師センターも多くあり、「今からでも間に合います」と言うかも知れませんが、厳しいといわざるを得ません。

私としても一生懸命に勉強をしているにもかかわらず伸び悩んでいるお子様の成績を上げることが最優先であるため、6年生の夏にもなって勉強習慣のついていない生徒はお受けいたしません。

ただし、4年生・5年生の場合は今から勉強習慣をつければ間に合います(今つけなければ間に合いません)のでその場合はご相談ください。お子様が無理なく宿題を消化できるように宿題や課題の取捨選択、この時期にここまでは出来るようにならなければいけないという課題の優先順位付けをした上で細かく勉強方法に指示を出す事で、テストの点数を上げる→自信がついて勉強意欲がわく→勉強習慣が身につくという流れを作っていきます。

その際お母様お父様にはなるべくお子様をほめてもらうなどのご協力をお願いしています。

家庭教師のフォローで改善できるケース

マンスリーなどの月例テストで点数を取る事が出来ない。

公開模試やクラス分けテストなどの実力テストになると点数を取る事が出来ない。

日頃から一生懸命に勉強をしているのに点数に結びつかない・・・、これが勉強に対する意欲を失わせる最大の原因です。「どうせ勉強してもダメなんだ」と思わせてはいけませんし、思う必要もありません。またお母様お父様も「うちの子はやってもダメだ」「もう限界かもしれない」と考える必要はありません。点数に結びつかなくとも一生懸命宿題をこなしているお子様の場合は正しい勉強の進め方を指示してあげるだけで、成績が上がってきます。

お子様の状況を振り返ってみてください。日々の宿題に追われ、宿題を終わらせる事が目的になっていないでしょうか?

特に6年生になると課題の量は増え、元々早い授業スピードがさらに早くなります。模試でガクッと偏差値を落としてしまったり、ずっと低空飛行を続けているお子様の場合、日々の宿題や課題で消耗しきっている事が多いです。塾の宿題は取捨選択が重要です。

しかし、その選択を誤ってしまうと当然成績は伸び悩みますし、中学受験は失敗に終わります。かといってあれもこれも手を広げてしまうと、頑張っているのに点数に結びつかないという悪循環にはまります。宿題や復習をしっかりやっているのに点数に結びつかないのはこの取捨選択が出来ていないことに尽きます。

また正しい選択をするだけでは不十分です。あとはその取捨選択した課題を勉強量に比例して点数に結びつけなければなりません。点数や偏差値が伸び悩んでいるお子様の場合、塾で分からないところを家庭教師に教わるだけでは成績は伸びません。理解させる事+知識を定着させる事が必要です。そのためにはお子様一人一人に合わせて綿密に復習計画を立てた上で、断片的な知識にとどまらぬよう、順序立ててお子様に指導するノウハウが必要となります。