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塾内模試は偏差値よりも正答率!

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塾内模試の結果としてまず気になるのは偏差値かと思います。この偏差値の良し悪しで一喜一憂することになりますが、現段階では必要以上に偏差値を気にする必要はありません。

模試の場合(特にサピックス)、下位クラスの子が受験を回避しているケースも多く、偏差値が多少厳しく出ます。むしろ気にするべきは正答率の高い問題をしっかり取れているかどうかです。まずは正答率表を使って調べていきましょう。そして、本来取れてなければいけない正答率の高い問題を頻繁に落としてしまっている場合は基礎的な部分が定着していない可能性が考えられます。6年生の春までに基礎が定着していないようだと、この先の授業についていけなくなる可能性が高くなります。早急な対策が必要です。

また、国語の知識問題が点数に結びついていない場合、日頃の勉強方法の見直しが必要になります。デイリーや週例テストなどの確認テストでは点が取れるのにオープンや組み分けテストで点が取れない場合は、まずどうして点に結びつかなかったのかを分析する必要があります。

模試の結果を見直したときにまったく覚えていない内容だったり、忘れてしまっていて取れなかった問題に関しては、日頃しっかり復習しているのに知識が定着していない証拠です(国語の場合は語法や漢字ですね)。勉強の習慣がついているのに点数に結びつかないお子様の場合は、日頃の復習の方法を見直し、効率のよい勉強法を身につけさせてあげれば点数に反映されていきます。

正誤問題や知識問題はしっかり点数を取れているが、記述や抜き出しなどで点が取れずもう一押しが必要な場合は志望校を合格するにあたり、どこまでの難問に手をつけるべきかを考えます。現時点で思考を要する問題においてどのレベルにあるかを分析し、その中で難問に対する順位付けを行い復習の時間配分を考えなければなりません。最終的な目標は志望校合格ですから、模試の問題を全て解けるようになる必要はまったくありません。